学童期のコミュニケーションとメタ認知
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2025年5月25日(日)14:00~17:10
講師
三宮 真智子 氏(大阪大学名誉教授、鳴門教育大学名誉教授)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会・必須B 1ポイント
実施形態
Zoomによるライブ配信
研修要旨
発達科学に関する内(1-②)として学童期のメタ認知能力を研究してきた講演者により、学童期の子どもたちのメタ認知を利用したコミュニケーション技法を演習を交えて紹介いただく。学童期は,社会性が発達し,とりわけ同年齢集団の仲間との関係性を築いていくことが課題となるので、他者とのコミュニケーションがうまく取れるようになることは非常に重要である。そこで,発達の個別性の理解に関する内(2-⑦)として、認知発達の個人差にも論及いただき,他者とのコミュニケーションに困難を抱える子どものメタ認知能力に着目し、これを改善するコミュニケーション技法を学ぶ。メタ認知とは,自身の認知をモニターしコントロールすることが中心であり,実行機能とも深い関連がある。
本研修では,日常生活において困難さを抱える人々を支援する上で必要な知識・技能に関する内(3-①)として、「伝えたいことがうまく伝えられずに誤解を生む」「相手の言葉や行為をうまく解釈できない」というミスコミュニケーションの問題を取り上げ,その原因を探ることを通して,認知発達の遅れ等により誤解されやすい,あるいは誤解しやすい子どもたちのメタ認知を促進する働きかけを提案する。本研修は子どもと話す支援者側のコミュニケーション技法としても学びを得ることができる。
参加費
正会員 参加費:500円
準会員 参加費:500円
参加条件
臨床発達心理士有資格者のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-146.html