発達科学に基づくインクルーシブ保育
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会
日程とプログラム
2025年3月4日(月)~ 3月6日(水)
講師
尾崎 康子 氏(東京経営短期大学・特任教授)
水内 豊和 氏(島根県立大学人間文化学部保育教育学科・准教授)
石井 正子 氏(晴海西こども園・施設長)
松岡 裕 氏(愛の園ふちのべこども園・園長)
別府 哲 氏(岐阜大学教育学部・教授)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会 0.5ポイント
会場情報
日本発達心理学会第36回大会会場:明星大学
研修要旨
障害者権利条約でインクルーシブ教育が明示されてから十数年が経過し、最近では、インクルーシブ保育という用語も定着して、インクルーシブ保育を実践する保育所、幼稚園、認定こども園などの保育施設が徐々に増えてきた。従来、一定の保育所では、統合保育という名のもとに障害児を受け入れてきた経過があり、それなりの成果をあげてきた。保育現場では学齢期以降の学校と比して、障害のある子とない子が同じ空間で保育を受けやすい環境にあり、インクルーシブ保育がさらに広がることが期待される。
本シンポジウムでは、発達科学の視点から(1-②)インクルーシブ保育について議論し、インクルーシブ保育が障害のある子と障害のない子の双方にとってどのような発達を促すかを明らかにしていく。そして、障害の有無にかかわらず子どもにとってインクルーシブ保育が有用であることを社会に周知していくことによって、我が国における試行錯誤のインクルーシブ保育実践の現状に対して、インクルーシブ保育を積極的に展開していく一助になることが本シンポジウムの目的である。本シンポジウムを通じて,発達の多様性、個別性を配慮した(1-③)子どもが実際に発達する保育の場でのインクルーシブ保育(2-⑨)の在り方について考えていく。
参加条件
日本発達心理学会第36回大会の参加者は、誰でも参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-130.html