乳児の歩行をめぐる発達カスケード
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会滋賀支部
追手門学院大学大学院心理学研究科/心理学部
日程とプログラム
2025年3月1日(土)13:30~15:45
講師
外山 紀子 氏(早稲田大学人間科学学術院 教授)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会・必須B 0.5ポイント
実施形態
Zoomによるライブ配信
研修要旨
二足歩行(3-⑤:環境,⽣態学的視点に関する内容)はヒトの特徴のひとつです。赤ちゃんはハイハイからつかまり立ちを経て,1歳頃に歩き始めますが,この時期は養育者とのコミュニケーションのとり方も,おもちゃの遊び方も,言語も大きく変化する時期です。歩行は運動領域,コミュニケーションや言葉は言語領域というように,それぞれの発達は独立したものと考えられがちですが,これらは連動しています。ちょうどドミノ倒しゲームで,ひとつのブロックを倒すと,それに連なるブロックがパタパタと倒れていくように,ある領域の発達が別の領域へと波及していくのです。カスケード(1-①:心理学諸分野の理論に関する内容)とは,こうした連鎖的な反応様式をさすことばです。本研修会では,赤ちゃんの歩行を取り上げ,歩き始めることがおもちゃの遊び方,そして養育者とのコミュニケーションのとり方へと波及していき,赤ちゃんの世界(2-②:発達の心理学的理解に関する内容)を大きく広げていくことについて学びます。
参加費
0円
参加条件
臨床発達心理士有資格者以外の参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-138.html