感情コントロールが難しい子ども、荒れる子どもへの理解と支援
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
日程とプログラム
2024年9月8日(日)13:00~16:15
講師
楠 凡之 氏(北九州市立大学文学部人間関係学科 教授)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会・必須B 3時間1ポイント
研修要旨
文科省の統計では、小学校での暴力事案の報告事例が10年間で4倍に増えたことが報告されています。感情制御の困難な子ども,荒れる子どもの場合,適切な理解と対応がなければ,学校での学習や友だち関係,集団活動で自己肯定感を低下させやすく,さらに問題行動が増大する,という悪循環に陥ります.そのため,行動の背後にある子どもの内面の願いを把握し,そうした行動に至る要因を適切にアセスメントすること(3-①)が重要です.
また、安心して自分の思いを出せる環境づくり、言語化への支援とともに,子どもの興味・関心や得意なところを活かした居場所と出番づくりに向けての支援(2-③)は,共通して重要です.
本研修では,学校の教師とともに,発達障害や被虐待など多様な支援ニーズ(1-③)をもつ子どもやその保護者に対する実践研究に携わってきた講師より,子どもの感情コントロールの困難さを,発達論的アプローチ,逆境的小児期体験からのアプローチ、発達障害・知的に境界線の子どもの問題、という視点から整理し,小学生を中心に幼児期から中学生までの実践事例をもとに,発達を踏まえた理解と対応,さらに,保護者への対応について学びます.
参加費
正会員:500円
準会員:500円
非会員(臨床発達心理士):5,500円
参加条件
臨床発達心理士有資格者のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-102.html