発達のゆるやかな子どもに対する性教育
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 中国・四国支部
日程とプログラム
2024年9月1日(日)13:00~16:10
講師
津田 聡子 氏(中央大学生命健康科学部作業療法学科・保健看護学科 准教授)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会・必須B 3時間1ポイント
実施形態(会場情報)
対面現地開催
島根県立大学 松江キャンパス
研修要旨
思春期は障害の有無にかかわらず、心と身体が変化する大変重要な時期である。認知面や社会的コミュニケーションに課題を抱える子どもは、変化を客観的に捉え、理解することが困難な場合が多い(2-⑦)。日本では、性は歴史的・文化的背景からタブー視され、性に関する教育は一般的に疎かにされてきた。特に、障害のある子どもの性に関する指導については、性教育バッシングの標的になった歴史から、性教育の推進は消極的にならざるを得ず、性教育に関する教材や研究の数も極めて限られている。 本研修会では、知的障害・発達障害のある子どもの性教育について取り上げ、その支援の必要性を考える機会としたい。講演者が実践してきた月経教育支援を例とし、視覚情報の多用、一つ一つの手技を積み上げる技法(3-①)、初経の準備段階から学校や関係機関と家庭の連携方法などを紹介(3-⑦)するとともに、子どもの置かれている現状や、実際に学校現場等で起こっている性に関する課題についての事例を取り上げ、解決法を共に考える機会とする。
参加費
正会員 参加費: 500円
準会員 参加費: 500円
非会員(臨床発達心理士)参加費: 5500円
参加条件
臨床発達心理士有資格者のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 危機支援委員会
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-099.html