幼児期のASDのある子どもへの包括的発達支援
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 研修委員会臨床発達支援部門
日程とプログラム
2024年7月21日(日) 13:00~16:10
講師
館農 幸恵 氏(ときわ病院・児童精神科医)
ポイント数
1ポイント(3時間)
会場情報
Zoom ミーティングによるライブ配信
研修要旨
臨床発達心理士として、自閉スペクトラム症のある人への支援を考える際には、エビデンス・ベースト・プラクティスであるかどうかが重要となります。自閉スペクトラム症のある人に対しては、乳幼児期からの早期支援の有効性が示されており、その代表的なものとして、アーリースタートデンバーモデル(Early Start Denver Model :ESDM)やジャスパー(Joint Attention・Symbolic Play・Engagement・Regulation:JASPER)などがある。ESDMは支援の対象となる領域として、コミュニケーション、身辺自立、運動など、包括的な領域を扱うのに対し、JASPERは共同注意、象徴遊び、関わり合い、情動調整に特化している。本研修会では、自閉スペクトラム症のある幼児への早期支援として、主にESDMを中心に、どのように子どものニーズを把握し、アセスメントを行っていくのか、そのアセスメントから支援目標をどのように設定するのか、個々の支援目標に沿ってどのように支援のステップを考えていくのか、具体的な教授方法等についてお話しいただきます。本研修では、発達支援のニーズ把握、アセスメントの方法に関する内容、アセスメントに基づいた支援に関する内容、包括的支援に関する内容を学びます。
参加費
正会員 参加費:3,000円
非会員(公認心理師団体会員):9,000円
参加条件
臨床発達心理士以外の参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 研修委員会
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2024-087.html