応用行動分析学の基本から読み解く学校マルトリートメント
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 中国・四国支部
日程とプログラム
2024年5月26日(日)14:00~17:10
講師
有川 宏幸 氏(新潟大学教育学部・教授)
ポイント数
1ポイント
研修要旨
学校現場では「学習に必要なものを忘れた子どもを一定時間許さない」「大きな声で高圧的な態度で怒鳴る」など発達の多様性、具体性、個別性の理解(1-➂)がなされず、子どもの意欲を失わせるような指導や対応など「不適切な保育・教育」についてのニュースが取り上げられることもあります。このような指導や対応が続くと、子どもの「行動」は「問題行動」となり、さらに「困った子」として叱責を受けることになります。本研修会では、この子ども達の目に見える「行動」について「応用行動分析学」を基本に、発達⽀援の計画、効果、評価(2-⑦)へと結びつけていきたいと考えています。教育現場において、事情を踏まえない頭ごなしの叱責(しっせき)、子どもを委縮させるような威圧的・高圧的な指導など「心理的虐待」や「ネグレクト」に類似した、子どもを深く傷つける指導を見つめ直すためにも、アセスメントに基づいた支援に関する内容(3-⑧)についても検討したいと考えています。
参加費
当該支部正会員 参加費:500円
当該支部準会員 参加費:500円
参加条件
臨床発達心理士のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 中国・四国支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-075.html