自閉スペクトラム症児養育者に対するアタッチメント理論に基づく親子関係支援 ー「安心感の輪」子育てプログラムの実践ー
会場情報
Zoomによるライブ配信
研修要旨
乳幼児期の健全なアタッチメントが、その後の発達に重要な影響を及ぼすことを論じて、発達の時間軸に沿った⽀援や理解(2④)に資することを期す。また、養育者の子どもに対する養育行動や養育態度の質が、子どもの健全なアタッチメント形成に関係していることを論じて、発達の多様性、具体性、個別性の理解(1③)を求める。
「安心感の輪」子育てプログラムは、それらの先行研究の知見から米国で開発された、子どものアタッチメント行動への養育者の敏感性を高める支援プログラムである。
本研修では、子どもの発達に携わる支援者がアタッチメントに視点を置くことの重要性を理解していただき、アタッチメント理論に基づく「安心感の輪」子育てプログラムの理論と方法について、さらに⽇常⽣活において困難さを抱える⼈々を⽀援する上で必要な知識・技能(3①)のために、自閉スペクトラム症児のアタッチメントについて講義し、「安心感の輪」子育てプログラムの自閉スペクトラム症児親子への適用と効果について、講師の実践における事例とその効果研究の結果から解説する。
参加費
正会員 参加費:500円
参加条件
臨床発達心理士のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-069.html