発達相談活動と臨床発達心理実践研究の往還―士会での出会いや活動から得たもの―
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 東海支部
日程とプログラム
2024年5月12日(日)13:00~16:10
講師
別府 悦子 氏(中部学院大学教育学部子ども教育学科・教授)
ポイント数
1ポイント(3時間)
会場情報
Zoomによるライブ配信
研修要旨
講師である別府悦子氏は日本臨床発達心理士会における編集委員会や全国大会などの運営を通じて幅広く臨床発達心理士とのネットワークを構築してきた。そして、地域における乳幼児健診や発達相談活動、保育・教育・障害児者施設等でのコンサルテーションに精力的に取り組んできた。そのような活動を通じて臨床発達心理士における専門性の向上や臨床研究に還元する方法について試行錯誤を行い、質的研究からのアプローチを中心に取り組んできた。
本研修会では、前半に、これまで取り組んできた臨床活動の話題をもとに(1)乳幼児健診や発達相談、コンサルテーション活動に関する臨床発達心理学やその制度からみた意義とそこでの心理職の役割について述べ、発達理論に基づいたアセスメント(3―⑥)を解説する。また、(2)保護者や関係者へのインフォ―ムド・コンセント(3−⑩)に資する検査結果の書き方について取り上げ、臨床活動の内容を報告していく際のポイントや留意点を整理する。
後半には、(3)臨床発達心理実践研究誌や学位論文などで取りあげられている事例・実践研究を紹介し、主にアクションリサーチ(3−④)からの質的研究の視点について解説し、実践と研究との往還について触れ、臨床発達心理士としての取り組み方のポイントを学ぶ。
参加費
当該支部正会員 参加費:500円
当該支部準会員 参加費:500円
参加条件
臨床発達心理士のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 東海支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-066.html