アートとこころ
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
日程とプログラム
2024年3月30日(土) 13:30~16:45
講師
齋藤 亜矢 氏(京都芸術大学文明哲学研究所 教授)
ポイント数
1ポイント(3時間)
会場情報
Zoomによるライブ配信
研修要旨
作品にこころが動かされたり、制作や表現の過程でこころが落ち着いたりすることがあります。アートには、本来、人のこころに深く作用するちからがあり、心理療法にも取り入れられてきました。では、そもそもアートはなぜ生まれたのでしょうか。講師は進化や発達(2-①:発達の⽣物学的理解に関する内容環境)の視点から、アートに関わるこころの起源について研究をしてこられました。進化の隣人であるチンパンジーと人間の子どもの描画の比較研究や、旧石器時代の洞窟壁画から浮かびあがってきたキーワードは、遊びごころと想像力(2-②:発達の⼼理的理解に関する内容)だそうです。一方で、自分には「絵ごころがない」など、表現は特別な才能を持った人の特権だと考えている人との出会いも多く、アートのおもしろさや、アートがもつちからを体験してもらうにはどうしたらよいのか、美術教育やワークショップ(3-⑥:発達⽀援のニーズ把握、アセスメントの⽅法に関する内容)などをとおして考えてこられました。アートをめぐるさまざまな出会いを紹介いただき、アートとそれにまつわるこころの進化と発達について、さまざまな視点から学びます。
参加費
無料
参加条件
臨床発達心理士以外の参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-063.html