子どもの自立に寄り添うこころ
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
日程とプログラム
2024年3月2日(土) 13:30~16:45
講師
小島 康生 氏(中京大学心理学部 教授)
ポイント数
1ポイント(3時間)
会場情報
Zoomによるライブ配信
研修要旨
ヒトはほかの生き物と比べて,誕生時の身体能力が際立って未熟である点や,成長に時間がかかる点が特徴の一つだといわれます。長い期間にわたり,親をはじめ周囲の大人が子どもの安全を守り,教育やしつけに力を注ぐのもこのことと関係しています。しかし一方で,子どもは,大人の目や手を離れて,一人でやってみようとする好奇心旺盛な存在でもあります。では,親をはじめ大人は,どこまで,またいつ頃まで子どもの行動をモニターしたり制限したりする必要があるでしょうか。大人の関与(3-⑤:環境,⽣態学的視点に関する内容)が行き過ぎると,子ども自身の中にある自立の心(2-②:発達の⼼理的理解に関する内容)が委縮してしまうことにもなりかねません。したがって,あるタイミングを機に,少しずつ活動の主体を子どもの身に委ね,親が手を引いていくことも必要なことだと考えられます。本研修会では,主として乳幼児期から児童期(2-④:発達の時間軸に沿った⽀援や理解に関する内容)にかけての子どもとその親を対象に行った講師の研究を紹介いただきながら,子どもの自立に向けて親が自身の行動をどのように調整していけばよいかを学びます。
参加費
無料
参加条件
臨床発達心理士以外の参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-061.html