事例検討会(学齢期・成人期)~障害受容と自己理解について考える~
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 北陸支部
日程とプログラム
2023年11月3日(金)13:00~16:10
講師
為国順治 氏(福井県立武生高校定時制 教頭)
遠藤明恵 氏(坂井地区障がい者基幹相談支援センター 相談員)
滝口圭子 氏(金沢大学学校教育系 教授)
ポイント数
1ポイント
会場情報
Zoomによるライブ配信
研修要旨
臨床発達心理士倫理綱領第3条では、発達支援を行う場合に「相手の心身状態および環境条件に最大限の配慮をはらい」とある。研修企画者らは、この配慮すべき相手の心身状態の一つに自己理解や障害受容の状況もあると考える。例えば発達障害等様々な支援を必要とする方々に対して早期支援が大切と言われているが、ご本人やご家族の自己理解や障害受容の状況によって支援を拒否されることも珍しくない。今回の研修では、学齢期と成人期、2つの支援事例を通して、適切な自己理解・障害受容とはどういうことなのかを考え、求められる支援について議論し、自らの考え方や実践を振り返る時間にしたい。
以上より、本研修では、事例検討を通して、発達の多様性、具体性、個別性の理解に関する内容、発達の心理的理解に関する内容を学び、⽇常⽣活において困難さを抱える⼈々を⽀援する上で必要な知識・技能に関する内容についての知見を深めることで臨床発達心理士の資質向上を図る。
なお、SV(滝口圭子氏)より企画運営内容(全体構成)や倫理的配慮事項(事例対象者・関連機関への承諾、個人が特定できない情報記載等)について確認・助言を受けている。
参加費
当該支部正会員 参加費:500円
参加条件
非公開(臨床発達心理士のみ参加可能)
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 北陸支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-043.html