災害当事者となった時、子どもをどうする―ぴえろのあそび広場をきっかけとして―
主催・共催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2023年6月18日 10:30~12:00
ポイント数
0.5ポイント
研修要旨
日本臨床発達心理士会は2011年の東日本大震災をきっかけとして、災害支援基金を創設した。合わせてその支援の取り組みを「ピエロプロジェクト」と命名し活動を開始した。日本臨床発達心理士会の埼玉支部は福島県浜通り地域から埼玉県に避難してきた子ども達を対象に「ぴえろのあそび広場」を開設した。この当時、大規模地域災害によって家庭や社会から放置されやすい子どもたちの「発達心理的理解」が十分にされておらず、支援活動が実施されることはほとんど無かったと捉えられる。 その後、日本は度重なる災害に見舞われてきている。この研修によって、災害の中で放置される子どもたちの「心理的困難を支援する上で必要な知識や技能」を学び、教育機関を含む地域の「機関・組織との連携」を模索したい。 子ども達に対しての取り組みは、ずいぶん重視されるようになってきたが、その主旨を探っていくと同時に、自身の生活地域での災害時に子ども達をどのように守っていくのかを考える為の一指針となればありがたい。
参加費
500円
講師
坂本 佳代子 氏(一般社団法人心理&福祉サポートステーション折り紙)
問い合わせ先
一般社団法人 日本臨床発達心理士会
https://jacdp.jp